1882年（明治15年）創業の弊社は、松平18万6千石の城下町松江市で、出雲神話に出てくる伝統の酒造りを引き継ぐ出雲杜氏の手により、芳醇で、まろやかな清酒李白を醸し続けてきました。昔から原料米にこだわり、地元の奥出雲地方の酒造好適米・五百万石･神の舞を中心に兵庫県産山田錦など、現在は普通酒にいたるまで酒造好適米を使用しています。酒名は、天から島流しされてこの世にやって来た仙人と呼ばれ、“酒中の仙”とみずから称した唐の詩人「李白」に因み、松江出身の元宰相若槻礼次郎によって命名された由緒あるものです。歴史にその名を残す偉大な二人の人物に縁を持つ弊社では、その名を辱めない酒質を目指しております。