当蔵は山梨県の八ヶ岳南麓に位置する白州町で1750年より日本酒を醸してまいりました。長きに渡りここ白州の清冽な天然水を仕込水として利用してきました。1880年（明治13年）には明治天皇の御巡幸の折には当家にご一泊され、その晩は七賢を楽しまれたと聞いております。1989年（平成元年）より酒米研究に取り組み、20年がたった今、地元北杜市の契約農家様と共同で酒造好適米「ひとごこち」の栽培にも力を入れてきました。昨年（2008年）からは特別栽培米(農協が定める農薬・化学肥料の半分以下を使用して栽培した米)の育成にも取り組み、ようやく成果も得られつつあります。また近年では海外進出も力を入れ、世界のアルコールコンテストへも精力的に進出しております。「酒造りは米作りから」、「世界で日本酒を」の二つを目標に全社一丸となって取り組んでおります。